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折り紙におけるアレンジ-その2 [折り紙]

さて、こんなことを改めて言うまでもなく、“”で囲った部分は薄ぼんやりした言葉である。
そしてまた言うまでもなくここで問題になってくるのは、そもそも“アレンジ”という言葉は何を指しているのか?ということである。

慣用的に使っている言葉が、実は薄ぼんやりしているというようなことはしばしばあることで、ずばっと定義できない(できそうにない)ということも、おそらく少なくない。

たとえば、折り紙作品ができる過程で、基本構造を考える人と、作品として仕上げる人、という感じに分業されているとしたら、たぶん後者のやることがアレンジなのだと思う。のだけれど、実際そういうスタイルはあまり見かけないし、(折り紙の世界で)そういう意味合いで使われていそうな気もしない。なんだかこのへんにモヤモヤとしたものを感じるのだが、話が逸れそうなのでそれはテキトーに放置したままひとまずざっくり進める。

雰囲気としては、同じ“テーマ”の中での改変であれば“アレンジ”、違う“テーマ”になれば“創作”、という感じか、もしくは構造の改変が“少しだけ”なら“アレンジ”、“けっこう”変わっていれば“創作”、という感じのような気がする。例によってモヤモヤとしたままだが、とりあえず気にしないことにする。

原作に対して、“テーマ”が同じで構造的にも“ちょっとした”改変であるなら、まぁ“アレンジ”で良さそうだし、“テーマ”が変わって構造的にも“けっこうな”改変だったら“創作”としちゃって良さそうだが、では、“テーマ”は変わるが構造は“あまり”変わらない、とかいうようなものはどう扱うのか? …なんていう、ひどくつまらない問題に結局行き着くのか?

それとも、モヤモヤの中に色々なものを置き去りにしているが、この際、そこからほっくり返す必要があるのか?
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