_Ampyx_ [生物]
モロッコ、オルドビス紀の Ampyx sp. ロシアのものと違ってベチャッと平面的になっている印象があるが、そこを敢えて削ってみる。
Ampyx sp.
…単純にロシアの標本は高価で手が出せないというのも正直あるのだが、ややぼんやりした印象がないでもないモロッコ オルドビス紀の標本(独特の魅力があって好きなのだけど)を自前でちょっと削ってみようの第二弾である。つぶれているなりに立体的な情報がもし得られたらめっけもんである。ていうか、本種はロシア以外でがっつり掘り出した標本を見たことが無いので、自前で削ってみよう、という実に単純な話である。
なんとなくフライングフィニッシュっぽくなっているが、もともとはそこまで削る気は無く、母岩との境目を探っているうちに調子に乗ってこうなったという感じ。ベチャッとしているものをフライングフィニッシュっぽくしても、なんとなく微妙な感じもないでもない。棘は安全のため周囲に少し母岩を残しており、実際の棘は見た目よりもうちょっと細い。はず。
平面的ではあるが、よくよく見るとロシアのそれと確かによく似ている。
不思議なもので、facial suture がクリアに見えるようになったような気がする。もとから見えていたのでただの気のせいなのだが、輪郭が明瞭になったおかげで認識しやすくなったのか、それともロシアのアンピクスの記憶で脳内補完されているのか…。
真横から見ると、頭鞍から後ろに伸びる長い棘はほぼ水平か気持ち下向きにカーブしている感じ、頭鞍から前方に伸びる長い棘は気持ち上向きに伸び、わずかに傾きが緩くなったのちに再びやや上向きにカーブしている感じ。棘の先端はどうもちょっと欠損しているようで、微かに見えている断面の感じからして、もしかしたらロシアのそれと同様に先端は斜め上にカーブしながらもう少し伸びていたりなんかしたかもしれない。
Ampyx sp.
…単純にロシアの標本は高価で手が出せないというのも正直あるのだが、ややぼんやりした印象がないでもないモロッコ オルドビス紀の標本(独特の魅力があって好きなのだけど)を自前でちょっと削ってみようの第二弾である。つぶれているなりに立体的な情報がもし得られたらめっけもんである。ていうか、本種はロシア以外でがっつり掘り出した標本を見たことが無いので、自前で削ってみよう、という実に単純な話である。
なんとなくフライングフィニッシュっぽくなっているが、もともとはそこまで削る気は無く、母岩との境目を探っているうちに調子に乗ってこうなったという感じ。ベチャッとしているものをフライングフィニッシュっぽくしても、なんとなく微妙な感じもないでもない。棘は安全のため周囲に少し母岩を残しており、実際の棘は見た目よりもうちょっと細い。はず。
平面的ではあるが、よくよく見るとロシアのそれと確かによく似ている。
不思議なもので、facial suture がクリアに見えるようになったような気がする。もとから見えていたのでただの気のせいなのだが、輪郭が明瞭になったおかげで認識しやすくなったのか、それともロシアのアンピクスの記憶で脳内補完されているのか…。
真横から見ると、頭鞍から後ろに伸びる長い棘はほぼ水平か気持ち下向きにカーブしている感じ、頭鞍から前方に伸びる長い棘は気持ち上向きに伸び、わずかに傾きが緩くなったのちに再びやや上向きにカーブしている感じ。棘の先端はどうもちょっと欠損しているようで、微かに見えている断面の感じからして、もしかしたらロシアのそれと同様に先端は斜め上にカーブしながらもう少し伸びていたりなんかしたかもしれない。
2012-09-25 00:00
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コメント(2)
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これはかなりGJなのでは!つぶれた印象が薄れて立体感いい感じですね~
…10kぐらいサバ読んでもゴニョゴニョ
by rocou (2012-09-29 22:01)
興味でやってみたところ、比較的お馴染みの種のはずなのに微妙に見慣れない不思議な感じになりました。
お小遣い稼ぎができるくらいのスキルはぜひ目指したいところです(笑)
by t-usuda (2012-09-30 22:05)