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左右非対称な動物 [生物]

では、他に捻れた頭蓋をもつ動物はいないだろうか、と、なんとなく思い巡らせてみた。咄嗟には思い浮かばなかったのだが、それは話の発端がイッカクだったため、「捻れ」という発想が頭にあったからかもしれない。左右非対称という意味では典型的な動物がいる。それは言うまでもなくフクロウ類。

さて、ここから先は(少なくとも現段階は)非科学的な妄想である。

クジラ類とフクロウ類で何か共通点はあるだろうか。
咄嗟に思いつくのが、音響定位をする、という点。
しかし音響定位はコウモリもやる。コウモリの頭蓋は左右非対称だろうか。
細部まで観察したことがないので分からないが、特に非対称であるような話は聞いたことがない。検証していないのでコウモリは保留扱いだが、左右対称っぽい気もする。
かなり無茶な展開だが、仮にコウモリの頭蓋が本当に左右対称だったとして、クジラ類とフクロウ類に共通してコウモリ類とは異なる点が何かあるだろうか、と次に思い巡らせてみた。
なかなか難しいが、コウモリにあってクジラにもフクロウにも無いものが思い浮かばないでもない。それは何かというと、耳介の存在。

水中を泳ぐ以上、クジラ類は耳介を発達させることができないと考えるのにはそれほどの飛躍はないだろう。また、鳥類はもともと耳介がない。
耳介がないということと音響定位を単純に両立させることは果たしてできることなのかなぁ、というぼんやりとした疑問と、頭蓋を左右非対称にすることで、何かそのへんをどうこうするようなあれこれはないのかなぁ、というあたりがどうも気になったのである(なお、一般によく言われるフクロウが顔盤で音を集めるとか左右の耳の位置のずれで獲物の位置を正確に捉えるという話は限りなく眉唾だと個人的には考えている)。

もっとも、話の発端であるイッカクの件が至近要因の話だったのに対して、この非科学的な妄想は究極要因的な話へとスライドしているため、前後で話が微妙に噛み合っていないと突っ込まれれば全くその通りなのだが…。

で、実際のところどうなんだろう。


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