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目の上の骨 [生物]

玉川高島屋の恐竜展より、Thescelosaurus
会場に行ったのは2006/07/30のことなので、また時間が前後している。

言うまでもなく立体視に仕立ててある。しかし実物をもっと色々な角度から観察してみたい…。

さて、いつも思うのだが、この目の上の骨はいったい何なんだろう。「何だろう」というのは、何という骨なのだろう、ということではなく、どんな働きをしていたのだろう、ということ。多くの猛禽やニワトリにも発達している。

鷹匠なんかではこれを目庇(まびさし)と呼んでいるようだが、文字通り庇としての役割をしているのだとすれば、ミサゴやハチクマでも発達していてもよさそうである(暫定的にここでは目の上を覆う骨を相同か否かにかかわらず“目庇”と呼ぶことにしよう)。それ以前に、他の鳥でももっと発達していてもよさそうである。いや、それどころか他の動物でも…

“目庇”の働きを素直に考えるとすれば、何かしら視覚に関連しているような気はするが、しかし“目庇”を持つ連中の個々の状況、つまり“目庇”を発達させるに至った背景というのは、それぞれを十把一絡げにして論じてはいけないのだろうか。・・・いけないかもしれないなぁ。


タグ:古生物 形態
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