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折り紙におけるアレンジ [折り紙]

最近、ふとしたきっかけで、折り紙においてアレンジとはどういうものなのか、ということが気になっている。

そもそもの発端は、簡易版チュウヒである。簡易版チュウヒ“国内型”は、伝承のハトからの“アレンジ”である。これはまぁ見れば普通に気づくようなことだろう。

伝承ハト
 └─簡易版チュウヒ“国内型”
    └─簡易版チュウヒ“大陸型”
       ├─簡易版ハイイロチュウヒ
       └────簡易版マダラチュウヒ
      
せっかくだからインサイドアウトで“大陸型”も折ってみよう、ということになり、悪ノリと言ってしまえばまぁその通りだが、さらにそこからの“小さな”改変と“やや大きな”改変で、ハイイロチュウヒとマダラチュウヒをそれぞれ折ったわけである。で、この流れ、つまり

伝承ハト→“国内型”チュウヒ→“大陸型”チュウヒ→マダラチュウヒ

と変遷を追ってみると、“割と小さな”改変の積み重なりであり、一見どことなく連続的なもののように見えてしまう人もいるかもしれない。それぞれの「→」1つ1つは“アレンジ”として良さそうにも見えるが、では簡易版マダラチュウヒを単体で取り出したら、これは伝承のハトからのアレンジに見えるだろうか?

伝承ハト―?→マダラチュウヒ

というと、もちろんマダラチュウヒの中に伝承ハトの痕跡ははっきり残っているが、伝承ハトの要素が相対的に少なくなっている。何も言わなければ、実際上、自分の創作としてしまっても何の問題もない程度かもしれない。

しかし、実際はその間に少しずつ変化したものが存在しており、しかも、それぞれが自分で考えたバリエーションになっている。
さて、個々のバリエーションはアレンジなのか、創作なのか?アレンジだとしたら何からのアレンジなのか?もっとストレートに言うと、どこからが自分の創作なのか?
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