図形スナップとスマートガイド [花子]
世間は三連休だったのね…。
最近ジョウビタキを見ないなぁと思っていたが…。
ちょっと塗装したいものがあり、屋外でシャコシャコ水研ぎしていたら近くに寄ってきた。
与太ついでにもう一つ与太。
小型軽量最重要視でE-410を選択したわけだが、E-510、こないだのファームアップで手ぶれ補正機能が恐ろしく向上したらしい。ちょっとくやしい。中古で6万。くそぅ。
先日公開した簡易版ネズミの折り図に関連して…。
前々から何かと花子で作図していたうえ、花子からIllustratorにデータを移す方法をあれこれやっていたことからも容易に想像できるように、この図は9割5分方、花子で作っている。それをIllustratorに持ってきて、花子では処理しきれない諸々の調整をし、InDesignでまとめてAcrobatで最終調整する、という、ほとんど無駄とも言えるようなオーバースペックかつ冗長な流れの末にできたものである。このへんは、いずれ簡素化されたりすることもあるだろうが、まぁ、あれこれ実験的な意味も含めて試行錯誤しているわけである。
いじってみて感じるのは、Illustratorがやたら強力なのは言うまでもないことだが、花子は花子ならではの強みがあるなぁ、ということである。もちろん、どちらが使える/使えないという類の話ができるほど両者を熟知しているわけではない。私の知らないテクニックが山ほどあるだろうことも、単に慣れの問題もあるだろうことも、重々承知の上での話である。
たとえば、Illustratorの「スマートガイド」は図形の位置合わせに便利だし、複雑に重なった図形を選択することにも重宝する。何よりあの視認性の高さは頭抜けている。
なのだが、折り図を描く際、花子の「図形スナップ」は、それ以上に小回りがきいてくれる。視認性に難があるものの、ファンクションキーとの併用で、位置合わせから正確な作図までさくさく動いてくれる。かつて、私が花子で作図しているところを見たある方が「速い…」と漏らしたことがあったが、そのへんの操作性の高さあってこそ、である。
使い込んで初めて分かるがカタログからでは分からない操作性、というのは、なかなか宣伝もしにくいところだろうし、実際わたしもどういうときにどう使えるかうまく言葉で説明できないところではあるのだが、ともかく、花子にはIllustratorとは異なった使い込みようがありますよ、という、ようはそんなような話である。
ご無沙汰しています。
確かに、花子の強みの一つはそのスナップ機能です。最初は慣れるのが大変だったのですが、だんだんと使いこなせるようになると、なんでも正確に・ぴったりと位置合わせすることができるから、大変便利だと思います。
とくに、別々の図形の角同士を合わせるときも、本当に簡単にできます。またIllustratorにない、図形を選択してそのまま文字が打てるというのも、Microsoft Officeとの共通点ではありますが、フローチャートとか、簡単な図解を早く仕上げられますね。
今年はあと一か月ですが、仕事で結構花子を使ったな。
はたして、花子2008はリリースからのであろうか、いやなほどジャストは沈黙しています。
by jchap (2007-12-01 01:30)
移動、拡大、回転、線を描くときの基準、ベジエの固定点、方向点、etc.あらゆる点がパシパシ決まるスナップ機能は本当に助かります。
ファンクションキーに慣れるとかなりスピードが上がります(だいぶ昔から使っているので、もうほとんど意識せずに操作していますが)。マウスカーソルが図形とやや離れた位置にあっても、端点や中点にスパッとスナップしてくれるので。
私の場合、描画するときは、右手はマウス、左手は主にファンクションキーのあたりが定位置になっています。
使い慣れると実はかなり効率の良い作図ができるソフトですから…、やはりパスファインダのような基本的な作図機能をより強化して欲しいですね。ぜひ2008で(笑)
by t-usuda (2007-12-01 23:33)