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プレーンとレイヤー [花子]

Gigantocypris agassizii、どういうわけか「ギガントキプリスアガッシィ」と表記されているのを多く見かけるのだが、普通に「ギガントキ(キュ)プリス・アガッシズィイ」じゃないのか?しょこたんが起源、なのかなぁ。まあ、どうでも良…くない…。スカシカシパンとかギガントキプリスとか、突いてくるところが「いかにも」で美味しいぶんちょっと惜しい。

気づいたらamazonにOTAKUストアなんていう直球とも変化球とも判断しがたいものができいてた。ロングテールなamazonらしいっちゃらしいが…。ときどき英訳版のコミックスを購入することがあるので、これはこれで便利かもしれない。


まれに「花子にはレイヤーは無いんですか?」というような質問がある。
これに対する一般的な回答は「花子ではプレーンという名前で呼ばれているものがレイヤーに相当します」というものである。
が、これは厳密には正確ではない。レイヤーもプレーンも、表示/非表示を切り替えたり編集の可否を切り替えることができるなど、かなり近いものがある。が、両者は本質的なところに違いがある。

花子のプレーンはオブジェクトの上下関係とは無関係であり、むしろ複数のオブジェクトをグループ化しているようなものである。
たとえば、様々な図形が描かれているうち、一番下と一番上に矢印が描かれているとして、花子のプレーンではこの2つの矢印をその上下関係を保持したまま1つのプレーンに置くことができる。たとえばこのプレーンに「矢印」という名前を付けて管理する、というような使い方をするイメージである。このプレーンを非表示状態にすれば、上に描かれていようと下に描かれていようと関係なく図面中のすべての矢印を非表示にすることができる。矢印の線種だけをすべて変えたい、なんていうようなシチュエーションの際にも重宝する。
逆に、プレーンの順番を変えても、図形の上下関係は全く変わらない。そもそも、図形の重なりを調整するための機能ではないのだから、当然と言えば当然である。

レイヤーが、重なり順に基づいて図形を扱う、言うならばビジュアル面を扱うものに対して、プレーンは、図形を目的や種類で分けて管理する、言うならば意味を扱うもの、という感じだろうか。レイヤーはレイヤーで便利だしプレーンはプレーンで便利だもんで、花子とIllustratorを行き来していると、どちらもレイヤーとプレーン両方を搭載してくれないかなぁ、と切に感じることがままある。のだが、たぶんインターフェイスがものすごく煩雑になって逆にわけ分からなくなるんだろうなぁ、とは思う。
何かこぉ、うまい手はないものだろうか。


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コメント 2

jchap

レイヤーやプレーンについて、同じように考える方のブログもありました。
http://k242.blog13.fc2.com/blog-entry-141.html

個人的には、花子の「プレーン」は、それはそれで良いと思います。
問題は、プレーンのパレットの選択状態が、図面上で選択した図形の
プレーンに連動しないことがわかりました。

プレーンAの図形を編集していると思ったところ、実はプレーンCの図形を
触ってしまったという、結構不便な場合もありますね。

by jchap (2008-03-10 20:12) 

t-usuda

そうですね、おおよそ同じようなもの、という感じの認識で良いのだと思います。

ただ、Illustratorなどのレイヤーとは全く同じものではない、というところが注意しなければならない点ですね。
Illustratorのレイヤーと同じ感覚で花子のプレーンを使おうとすると、大変なことになってしまうことがありそうです。
by t-usuda (2008-03-12 18:38) 

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