花子2007でSVG-その1 [花子]
長期間自宅にいない、どころか、そもそもネットに繋がる環境にないため「うちにいない間に新しいものが」的ネタが多い。のだが、ネットに繋がらなくとも現場にノートパソコンは持ち込んでいるため、その間にいじってみた花子に関するあれこれをメモ的に。
Flashのように、ウェブサイトの中にベクターデータを埋め込みたい、なんていうときに比較的気軽に使えるSVG。JavaScriptを使ってアニメーションにすることもできる。現状、メジャーかマイナーかと問われると、正直どちらかよく分からないところもある。が、このファイル形式を何らかの形でサポートしているソフトは少なくない(ような気がする)ということもあり、うまくすれば、異なるソフトの間でのやりとりに使えることもあるかもしれない。
ちなみに、花子では、2005からSVG出力できるようになった。それ以前に、マクロでSVG出力を実現させた神懸かり的な方もおられたが、今度は誰かマクロでSVG入力を実現して欲しいなぁとか思わないでもなかったり…。
SVGは、プラグインであるAdobe SVGビューアーがインストールされていれば、IE等のブラウザで普通に見ることができる。FireFoxではネイティブでSVGがサポートされているが、見たところまだ不完全な部分があるようである。このへんはいずれ改善されていくだろう。
さて、花子は、2005からアンチエイリアスが使えるようになり、表示がきれいになった。線がやや太めな感じに表示されるところは好みが分かれるかもしれないが(私はいつの間にか慣れた)、花子で作画した画像を気軽にPrintScreenし、ビットマップとしてそのまま使えるというのはありがたい。さてここで、アンチエイリアスしつつも線をよりスマートに表示させたい、という要求が出てくることも少なくないだろう。そういうとき、一度SVG出力し、適当なブラウザで表示させ、それをPrintScreenする、という手もある(小さいイラストであれば別個にブラウザを立ち上げなくとも花子のクリップウィンドウのブラウザで表示させるだけで十分)。それほど大した手間ではないし、実際、私はよくそうやっている。
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