_Supersaurus_ [折り紙]
引き続き、恐竜博にて公開のまつもとさんのSupersaurus
後ろにぼんやり見える頸椎は無論Supersaurusの全身骨格標本。
首がどういうカーブを描いていたかは造形的にも議論の的になるが、まつもとさん曰く、棘突起の傾きは重要なポイント(と踏んでいる)とのこと。わたしも同感。
ところで、展示されていたDiplodocusなのだが…。
写真は前肢である。もう一度確認しよう。Diplodocusの前肢である。
末節骨ってこんなだったのか???
Ceratosaurusにしてもそうだが、産状図もぜひ展示してほしい。切に。そういう骨が見つかったのか、それとも(適当に)復元したものなのか、判断しがたい。
タグ:まつもと作品
2006-09-13 00:00
nice!(0)
コメント(2)
トラックバック(0)
竜脚類の首、ちょうどこちらの知人とも
話題になってまして、まつもとさん・臼田さんの意見も
じっくり伺いたい所です。
私個人の考えでは、まつもとさんのスーパーサウルスの
ようなラインが一番納得出来ます。
ディプロ、ケラト前肢、会場でも帰ってきて画像を見ても
全く気付いてませんでした、、、、。
ディプロに関しては、前肢だけでなく全身からも
怪しいオーラを放ってましたが(笑)。
by ふらぎ (2006-09-17 10:47)
現在、小岩井近辺を彷徨っている臼田です。初ケータイからの投稿です。
さて、sauropodaの首の復元として吊り橋モデルがよく挙げられていますが、まつもとさんの着眼点は、首の中程で棘突起の傾きが逆転しているところにあります。
棘突起の傾きが力のかかりかた(ダイレクトに言うと腱の付き方)を反映しているとすれば(この仮定は検証していないもののそれほど突飛な発想ではなさそうな気はします)、背を中心とした単純な吊り橋モデルの妥当性にはやや疑問を感じざるを得ません。
そういったわけで、sauropodaの首は、その中程でカーブの傾きが変わる、言うなれば「二段吊り橋」なのではないかという発想です。
クネクネしてはいないだろうものの、あまり直線的すぎるのもどうかということで、このような曲線にしてあるようです。
by 臼田です。 (2006-09-19 15:12)