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2012ミネラルフェア・その12 [生物]

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Ceratarges sp.

大型で、尾板中央から1本、頭鞍中央後部から2本の棘が伸びるタイプの Ceratarges 。本種も優雅である。所々補修があるが(頭鞍後部の棘や眼柄の一部の補強など)、フライングフィニッシュでサイズもあって迫力のある標本。相変わらず優雅である。
…振り返ると同じ属を1度に2点入手するのは初めてである。これも本種にしては安価で、ちょうど C. spinosus とあわせて観察できて楽しいなあというのがあったわけで。
さて本種、C. sp. としているが、2011年記載の C. aries ということで良いのだろうか?

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この個体でもハイポストマを探ろうと思ったのだが、やっぱり怖いので、表面を少し整えたのみで終わっている。

そうそう、The Back to the Past Museum Guide to TRILOBITES をぺらぺら見ると、C. armatusC. berolinensis も頭鞍後部から1対の棘が出てる。棘の無い標本でも、1対の突起があったり折れた跡のようなものが見えたりすることがあったりなかったりする印象だが、…そういうもんなんだろう、たぶん。
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