花子2007でODG-その2 [花子]
で、実際に適当な花子のファイルをODG出力しOOoで開いてみたところ、予想以上に良好な互換性があるように見えた。同じような画面構成で表示させている都合もあるが、あきれるほど同じように表示される。
花子
OOo Draw
ベジエもちゃんと編集できるし、透明度もちゃんとなってるし、グループ化もちゃんとそのままになっていたし、パッと見、互換性に大きな問題があるような印象はなかった。が、よく見ていくと、(当然と言えば当然かもしれないが)細かい部分に多少の問題はあるようである。
たとえばこれ、ユーザーパターンで独自に編集した線種は、ただの実線として表示されてしまっている。
花子
OOo Draw
また、一部のグラデーションがOOo Drawではちゃんと表示されない。
花子
OOo Draw
文字列では、中抜きや拡大率といった個々の文字の属性までちゃんと変換されていたのには正直かなり驚いたが、文字枠の文字寄せがすべて左寄せになってしまうのはちょっと残念である。
花子
OOo Draw
ざっと見て気付いたのはこのあたりである。
いずれも手作業で処理するしかなさそうである。確かに残念には違いないが、私の用途であれば、ものによっては許容範囲という印象である。致命的なのはグラデーションの扱いである。どうしたものか…。
ちなみに余談、こう比較してみて、改めてアンチエイリアスの見やすさを実感した次第。
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2007-03-25 00:00
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